AAM、国際展示会にて最先端技術を紹介
■最先端技術の紹介
アメリカンアクスル&マニュファクチャリング(以下、AAM)は、自動車部品サプライヤー向けの国際展示会「International Suppliers Fair(IZB)」(ドイツ・ヴォルフスブルク、10月16~18日開催)にて、ドライブライン、パワートレイン、金属成形における最先端技術を紹介した。最先端技術により、運転の安全性、出力パワー、全輪・総輪駆動(AWD)といった性能・機能を維持しつつ、低燃費・排気ガス低減、軽量化、スマート化、高出力パワー密度を実現可能にする。
■性能・機能の向上
電子モーター「e-AAM」は独自の遊星歯車機構をもち、従来と比べ優れた冷却設計である。ハイブリッド・電気自動車技術により、4秒未満で100 km/h(時速60マイル)に達し、最高時速は300 km/h(時速186マイル)以上となる。車軸システム「QUANTUM」の最新デザインでは、新たなドライブライン技術にて騒音・振動レベルが5dbまでに抑制され、騒音・振動は軽減する。一方、コンパクト化・軽量化され、出力パワーは増加した。
「EcoTrac」は市場初となるエコトラックシステムであり、前輪を自動的・継続的に使用することによりAWDのパフォーマンスを高め、燃料消費率を下げる。
パワートランスファーユニット(PTU)と接続しないため、ドライブシャフト(駆動軸)は回転せず、後輪へ動力は伝達されない。それゆえ、従来を比べ、大幅に後輪は引きずられることがなくなる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
AAM プレスリリース
https://www.aam.com/