テネコ、新型ボルボXC40コンパクトクロスオーバーSUVに電子式サスペンションを供給

■センサーで感知し電子制御
テネコは、新型2018ボルボXC40コンパクトクロスオーバーSUVに、同社のモンローインテリジェントサスペンションのポートフォリオから、CVSAeアダプティブサスペンション技術が搭載されていることを発表した。

40以上の車種で実証済みの技術であるCVSAeセミアクティブサスペンション技術は、道路や走行条件を継続的に感知し、リアルタイムでダンピングレベルを調整し、優れた快適性とハンドリングを提供している。

それぞれの電気制御式ショックアブソーバは中央のエンジンコントロールユニット(ECU)に接続されており、車輪の加速度、車体の変位、ステアリング角を監視するセンサー入力に基づいて、10ミリ秒ごとに制動設定を再調整する。

外部に取り付けられた電子バルブは、車両のドライブモード制御装置に接続され、運転者は必要に応じて制動設定を選択することができる。

■高い快適性と安定性、ドライビング体験を提供
テネコ、グローバル・ライド・コントロールのシニア・バイス・プレジデントであるNeville Rudd氏は、次のように述べた。
「現在のドライバーは、より高いレベルの快適性と性能、さらには他と違うドライビング体験を期待しています。CVSAeは、モンローインテリジェントサスペンションのポートフォリオにおける他のテクノロジーと同様に、様々な運転条件で最適な制御、快適性、操縦安定性を示す、高度に調整可能なサスペンションソリューションを提供します。」(プレスリリースより引用)

ボルボXC40コンパクトクロスオーバーSUVは、ボルボのXC60の中型およびXC90フルサイズSUVモデルを補完しており、どちらもテネコのCVSAeサスペンションシステムを搭載している。

テネコは、スペインのエルムアにある工場からボルボのCVSAeサスペンション技術を供給している。

(画像はTennecoより)


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