テネコ、北米のOE向けライドコントロール事業を再建へ

■OE向けライドコントロール事業の再建
今月26日、テネコは、北米のOE向けライドコントロール事業を再建し、生産性・効率性、市場への対応力、必要生産能力の向上を目指すと発表した。

2020年第2四半期を目処に、加オンタリオ州オーウェンサウンド、米ジョージア州ハートウェルにあるOE向けライドコントロール工場は完全に閉鎖される。年内には、閉鎖工場のカスタマーサービスを米オハイオ州ケタリングへの移行を完了予定であり、生産拠点が再編成される。

■長期的競争力の強化
テネコ最高経営責任者のブライアン・ケスラー(Brian Kesseler)氏は、2工場の閉鎖にて長期的競争力の強化を図ると述べている。合わせて、工場閉鎖による従業員や地域への影響は大きく、閉鎖する工場の従業員に対して、他拠点への異動など新たな機会を得られるように支援するという。

2工場の閉鎖に伴い、2020年初頭までに年間2000万から2500万ドルの費用が削減できる見込みである。また、事業再建に関連する費用は7000万から8500万とされ、そのうち、2000万から3000万は2018年第4四半期に発生予定である。

(画像はTENNECOより)


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TENNECO プレスリリース
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