シェフラー、インドにある3つの事業体の統合を完了

■あらゆる種類のモビリティソリューションを提供
シェフラーは、2017年8月30日の発表、主要ステークホルダーと関連規制当局による取り引きの承認に続いて、シェフラー・インド(元FAGベアリング・インド)と、INAベアリング・インド、LuKインドの統合が、2018年10月22日に無事に完了したことを発表した。

統合された会社は、売上高5億ユーロ以上、従業員3,000人を超えるインドの主要自動車産業サプライヤーとなる。

シェフラーのCEOであるKlaus Rosenfeld氏は、次のように述べた。
「統合の完了は、我が社のグローバルな『ワンシェフラー』アプローチにおける重要な節目を表しています。統一された強力なブランドの下で、シェフラー・インドがさらに成長するための状態を向上させていきます。自動車産業サプライヤーとして、インドは将来の重要な成長市場の1つです。」(プレスリリースより引用)

また、シェフラーの監査役会長であるGeorg F. W. Schaeffler氏は、この統合が『ワンシェフラー』アプローチと一致しているとの見解を述べ、次のように語った。
「この統合により、インドにおける重要な成長機会を生かすことができます。我々は、インドの組織全体でシームレスな統合を継続することで、顧客にさらに優れたサービスを提供できることを楽しみにしています。」(プレスリリースより引用)

複合事業体は、エンジン・トランスミッション・シャーシコンポーネント、そして将来のモビリティを形作るモビリティと産業アプリケーションにわたる幅広いボールベアリング・ローラーベアリング・ハウジング・サービスにおいて、あらゆる種類のモビリティソリューションを提供する。

■将来の重要な成長市場であるインドの事業を強化
Klaus Rosenfeld氏は、インドにおける将来の計画について、次のようにコメントした。
「この強力な事業体の下で事業を展開して、顧客のニーズに集中し、製品ポートフォリオを拡大することが重要である。シェフラーグループは、『地元での存在感を持つグローバルプレーヤー』哲学を追求し、引き続きインド事業に取り組んでいる。インドは我々に大きなチャンスを与えていることから、インドへの投資額を今年4,000万ユーロに倍増し、今後数年間はこれを継続する。これにより、地域の顧客にサービスを提供する能力、容量、資格が大幅に向上する。」(プレスリリースより引用)

さらに、シェフラーは、プネに最新設備の新しい生産施設を開設した。新しい生産施設は、エンジンとトランスミッションの部品を製造し、国内と輸出市場にサービスを提供し、インドにおけるシェフラーグループの現地製造能力を向上させている。

■シェフラーコーポレートブランドの強化
この統合により、シェフラーブランドのさらなる可視性がもたらされる。すべての施設には、企業ブランドのシェフラーが管理する新しい統一ブランドアイデンティティが提供され、これにより、シェフラーの全世界におけるイメージを標準化するのに役立つ。

この改造は、シェフラーの「グローバルブランディング」プロジェクトの一環として行われている。このプロジェクトは、「明日のためのモビリティ」戦略の中で実践する、将来のプログラム「アジェンダ4プラスワン」を構成するイニシアティブの1つである。

コーポレートブランドは、FAG、LuK、INAという既に認知度が高い製品ブランドをさらに強化し、補完する予定である。

(画像はプレスリリースより)


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