マグナ、メカトロニクス製品ソフトウェア専門のHaptronik社を買収

■モーションコントロールや触感覚を強化するソフトウェア
マグナインターナショナル(以下、マグナ)は、Haptronik GmbHを買収する契約を締結し、先進のモーションコントロールソフトウェアへの投資で、メカトロニクス製品に関するマグナのリーダーシップを強化することを発表した。

車内と車外におけるモーションと触感覚に依存する技術により、運転者と乗客は、より直感的な経験を楽しむことができることから、マグナは、こうした先進技術を自動車市場向けに継続的に開発することを目指して、今回の買収を行ったもの。

Haptronik社は、ドイツのドレスデンに本社を置く、メカトロニクス製品のモーションコントロールに関するソフトウェアを専門とするテクノロジー企業である。モーションコントロールと、ドアやリフトゲートなどの動力システムの触感覚を強化するアルゴリズムを開発している。

マグナ、Mechatronics、Mirrors and Lightingの社長であるJohn O'Hara氏は、次のように述べた。
「今回の買収は、新しいモビリティ・エコシステムが進化し続ける中で、今日と未来において人々が要望する車両と経験へつながるものです。Haptronik社のチームはこの分野の専門家であり、マグナがメカトロニクス製品のサプライヤーとしての地位をさらに強化するのに役立ちます。」(プレスリリースより引用)


■スムーズで楽な先進ドアシステムを開発へ
この最先端技術は、マグナのパワーシステム製品の特徴をさらに向上させ、特に「SmartAccess」パワードア体験を強化する。

このソフトウェアにより、スムーズで楽なドアを超えて、アンチスラムやバーチャルドアチェックなどの機能も実現する。

取り引きは2019年の第1四半期に確定される予定である。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Magna International News Release
https://www.magna.com/