豊田合成、インドの自動車部品の新工場が稼働を開始

■2021年には約330名の従業員体制
自動車用部品の大手サプライヤーである豊田合成は11月6日、インドにおける子会社「豊田合成ミンダインディア(以下、TGMIN)」のグジャラート工場が2018年10月より稼働を開始したことを明らかにした。

ラジャスタン州ニムラナを本工場とするTGMINは2008年4月に資本金44億ルピーで設立され、2018年9月末現在で1,583名の従業員体制でエアバッグ、ハンドル、ウェザストリップ などの部品を生産している。

今回、稼働を開始した豊田合成のグジャラート工場は、グジャラート州 デカワダに位置しており、約75,000平方メートルの敷地に約18,000平方メートルの建屋があり、2021年3月末には約330名の従業員体制で生産事業を行う予定となっている。
■売上規模を2倍以上に拡大する計画
TGMINのグジャラート工場は、インドにおける自動車生産の拡大と安全規制強化により需要が伸びているエアバッグやハンドルセーフティシステム製品およびウェザストリップ製品などをスズキ・モーター・グジャラート社に供給する計画である。

豊田合成はインドを重点市場と位置づけており、2018年4月にはデリー近郊に技術・営業拠点であるグルガオン事務所を新設するなど、開発・生産体制を強化している。

また、2025年度までにインドにおける売上規模を現在の2倍以上となる350億円に拡大することを目指している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

豊田合成 プレスリリース
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