テネコ、サスペンション会社のオーリンズを買収

■事業拡大の原動力
自動車部品の大手サプライヤーであるテネコは11月15日、スウェーデンの自動車およびオートバイ用サスペンション部品のサプライヤーであるオーリンズを買収することで合意したと発表した。

テネコの共同最高経営責任者であるBrian Kesseler氏は次のように述べている。
「テネコはオーリンズと20年の取り引き実績があり、これまで多くの高性能なサスペンションシステムを世に出してきたが、これに加え連続制御電子サスペンションバルブの技術を供給してきた。オーリンズの技術チームによる新たな製品によって、我々の事業を大きく成長させる原動力になる。」(プレスリリースより引用)

■買収額は1.6億ドル
また、テネコはオーリンズを買収することでOE向けサスペンションソリューションを強化し市場投入を早めることで、自動車およびオートバイ用のOE向け、アフターマーケット向け、モータースポーツ向けの製品ポートフォリオを拡充することが可能になる。

今回の買収は規制当局の承認が得られ次第、2019年の第一四半期に手続きが完了する見通しとなっている。

なお、今回のテネコによるオーリンズの買収額は約1.6億ドルとなっている。

(画像はテネコ ホームページより)


▼外部リンク

テネコ プレスリリース
https://www.tenneco.com/