Gestamp、BHAP社と合弁事業へ

■BHAP社との合弁事業
Gestampは、自動車部品における金属加工技術の向上、金属加工製品の高度化を目的に、中国の金属加工企業BHAP社と合弁契約を締結し、中国・天津市にて新たな工場の操業を開始したと発表した。

合弁事業はGestampのポジショニング戦略であり、ダイムラー、ヒュンダイをはじめ、国際的な自動車メーカーへの部品供給の継続が狙いである。BHAP社はBAIC自動車グループであり、合弁事業により、Gestampは、中国市場において市場シェアを拡大できる。

■事業強化と中国市場の地位確立
新工場には5000万ユーロが投資され、250人以上の従業員が働く。ホットスタンピング(熱転写技術)の生産ラインが2つあり、金属スタンピング(打抜き加工)、ホワイトボディやシャーシコンポーネントの組立が行われる。

Gestamp経営執行役会長のフランシスコ・J・リベラス(Francisco J. Riberas)氏は、中国の新工場により、中国市場におけるポジションは強化され、既存事業を強化できると述べる。また、車体の軽量化と安全性の向上、 ホットスタンピングなど最新技術を含めた高品質の追及に努めたいと付け加える。

(画像はプレスリリースより)


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