トランスミッションのグローバル大手2社が連携
■Shaanxi Fast Gear、Eatonがパートナー契約
11月21日のFREE AUTOMOTIVE NEWSは、中国の大手自動変速機メーカーであるShaanxi Fast Gear（陜西法士特汽車伝動集団）が、電力産業会社Eaton（イートン）とパートナー契約を締結したと報じている。
東欧、アフリカ、アジアでの展開を
両社は東欧、アフリカ、アジア太平洋地域で軽量マニュアルトランスミッションの製造、開発、サービス、そして販売を行うためのパートナーシップ契約を締結したという。合併会社は陝西省の宝鶏市に置かれる予定だ。Eatonは、北米の大型商用車用トランスミッション市場、ブラジルおよび南米の中型・軽量トランスミッション市場を牽引するリーダーであり、Shaanxi Fast Gear株の51％を保有している。
■中国のトランスミッション市場に利益を
両社はすでに2014年、クラッチ製品販売で合同会社を設立し利益を上げている。そしてThe Eaton European Innovation Centerでは、チェコ共和国の政府および学術団体とのテストにおいて、Shaanxi Fast Gearとの高速ギアにおける共同作業を行い、車両性能と燃費の向上に成功。それが今回の提携実現につながったとしている。
両社の協力が実現すれば、Eatonの利益向上はもちろんのこと、Shaanxi Fast Gearでも、中国で急速に進化している軽量マニュアルトランスミッション市場に大きな利益が期待できる。
（画像は写真ACより）
▼外部リンク
プレスリリース（BusinessWire）
https://www.businesswire.com/20181115005106/en/
FREE AUTOMOTIVE NEWS
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