ベバスト、中国エネルギー会社Wanxiang A123とパートナーシップ調印

■バッテリ分野で中国市場に
ベバストは11月27日、中国のWanxiangグループでリチウムイオン電池およびエネルギーの開発および製造業者のWanxiang A123と戦略的パートナーシップに調印した。

Eモビリティの高品質な電池モジュールを実現
両社のコラボレーションにより、中国のEモビリティなど商用車市場向けの電池モジュールの開発と生産に取り組む。

Wanxiang A123の電池モジュールにはNCM電池セルが含まれている。空間の最適な使用を可能にし、高いエネルギー密度を有している。これがベバストの標準バッテリシステムに統合されることになる。

■電気エネルギー分野で欧州、そして中国市場へ
同社は自社製品で「強化」「参加」の戦略をとっている。2017年3月にはSamsung SDIと契約、欧州市場向けに最適化したバッテリモジュールを開発、製造している。そして今回がEモビリティだ。

商用車用のWebasto標準バッテリシステムの利点はモジュール式設計。これらの標準化されたモジュールを使用することで、製品開発プロセスが短縮されるため、少量でもコストをかけずに効率よく生産することが可能になる。

ベバストのアジア市場を担当しているSEのGeeraerds氏は、今回のコラボレーションによって中国の顧客に合わせた柔軟な対応を可能にし、さらに高品質で安全性の高い製品を保障できるようになると述べている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ベバストのプレスリリース
https://www.webasto-group.com/