トヨタ紡織、米国で自動車用シート生産の合弁会社を設立へ
■トヨタとマツダに自動車シートを供給
自動車用内装部品とユニット部品の大手サプライヤーであるトヨタ紡織は11月29日、デルタ工業と東洋シートと3社で米国に自動車用シート生産の合弁会社設立に向けた覚書を締結したと発表した。トヨタ紡織、デルタ工業および東洋シートの3社は、米国アラバマ州に設立されたトヨタ自動車とマツダの合弁会社で2021年より完成車生産を行う予定Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A., Inc.に自動車用シートを供給する計画である。

■最適生産体制を構築
3社はMazda Toyota Manufacturing, U.S.A., Inc.からの受注に向けた活動を推進する中で、各社が持つ自動車用シート生産のノウハウや資源を有効活用することで、米国における自動車用シートの最適な生産体制を構築し、より競争力のあるシートの生産・販売を目指す方針である。デルタ工業は自動車用内装部品、ユニット部品などの製造と販売を強みとしており、26ヶ国で事業を展開。
一方で、東洋シートも自動車用シート、シート機構部品、コンバーチブルトップなどの製造と販売を行っており、7ヶ国で事業展開を行っている。
(画像はトヨタ紡織 ホームページより)
▼外部リンク
トヨタ紡織 プレスリリース
https://www.toyota-boshoku.com/