Pierburg・新開発のコンパクトで効率的なサーモモジュールを発表

■車両電化に貢献するモジュール
KSPGでは12月3日、Pierburg GmbHの開発したサーモモジュールを発表。コンパクトで効率的なエネルギーラインで、車両の電気系統の寿命にも大きく貢献できるとしている。

■既存にも、新システムにも柔軟に対応
新しく開発されたのは、プラグ・アンド・プレイ・サーモモジュールで、従来の商用車メーカーにも、新興の設備どちらのプラットフォームにも適合すると同時に、顧客の持つ固有のアプリケーションにも対応できるというものだ。

サーモモジュールはヒートポンプとソレノイドバルブやポンプなど、Pierburgが実証済みの部品で構成されている。

熱管理のユニットとして、水とグリコールのクーラント回路を介し、バッテリとパワーエレクトロニクスの温度制御などを正確に行う機能を果たす。

また電気モーターを含む電気駆動系部品の内部空調および温度制御を行う仕組みになっている。

■開発が進む車両電化、効率性がカギ
特に商用セグメントにおいては、効率的な熱管理は電化車両の再充電までの時間が大幅に延長され、結果的に車両の寿命にも大きく貢献できることになる。

これは都市での車両電化と公共交通機関にとって、効率的にも経済的にも重要な要素となる。さらに建設機械などの電化バージョンでも、熱管理によってノイズを著しく抑えるなどの効果を考慮できる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

KSPGのプレスリリース
https://www.rheinmetall-automotive.com/