エバスペヒャー、スペイン・ポルトガル市場の拡大へ

■スペイン・ポルトガル市場の拡大
エバスペヒャーは、イベリア市場における車両用冷暖房空調設備の事業強化を目的に、車両用ヒータ事業を子会社に売却譲渡すると発表した。

子会社は、スペイン・マドリード州ヘタフェに位置する。ヒータ事業を子会社へ譲渡することより、エバスペヒャーは建築・農業・林業車両から救急車、マイクロバス(小型バス)、RV車など特殊車両(オフハイウェイ)向け車両用冷房空調設備に特化する。

先月、買収した車両用空調システムの大手企業Kalori社(フランス)などグループ会社と共に製品ポートフォリオを拡大し、スペイン・ポルトガル市場において製品の品質改善、迅速なサービス提供を目指す。

■高い潜在性のある市場
スペシャルマーケット副担当Steffen Such氏は、イベリアの建設市場には高い潜在性があると述べる。

また、燃料ヒータ、クーラー・空調設備は、快適さ、安全性が求められ、事業分化によりヒータ、クーラーの性能が向上し、より完全な熱管理システムになると考える。

新たな車両用冷房空調設備は、自動車部門セールスマネージャー歴22年のハビエル・ゴンサレス(Javier González)氏が担当する。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Eberspaecher プレスリリース
https://www.eberspacher.com/