メリトール、Wabash社とトレーラー用部品の供給契約を締結
■標準装備と推奨オプションとして様々な製品が採用
メリトールは、Wabash National Corp.(以下、Wabash社)の通常トレーラーと冷凍トレーラーの標準装備と推奨オプションとして、同社の様々な製品が選ばれたことを発表した。2019年1月1日に施行予定の3年契約が締結され、これにより、軽量化と構造上の利点を提供するように設計された標準装備として、メリトールのルーズアクスルが採用され、向上した燃費と積載能力を通して、輸送車両の生産性の向上に貢献する。
また、メリトールタイヤ膨張システム(MTIS)も最適な自動タイヤ膨張システムとして選ばれた。
Wabash社のあらゆる構成におけるオプションとして、メリトールのエアディスクブレーキ、メリトール・ドラグアーム(MTA)サスペンション、ハブ、ドラム、スラックアジャスター、さらに、標準アクスルよりも40ポンド軽量化さえた新しい大径アクスル「MTec6」がある。
メリトール、トレーラー担当ゼネラルマネージャーであるDave Pritchard氏は、次のように述べた。
「我々は長期的な顧客としてWabash社を高く評価している。我々は、Wabash社がこの重要なビジネスのためにメリトールを選ぶことに感謝し、この新しい関係の始まりを楽しみにしている。」(プレスリリースより引用)
メリトールは、30年以上、様々な用途にわたる伝統的なバンおよび商用的構成を扱う業界最大のトレーラーメーカーであるWabash社に対して、様々なトレーラーアクスルおよびブレーキシステムを提供している。
■MTISで燃費向上とメンテナンスコスト削減
メリトールは、60年以上にわたり、画期的なトレーラーサスペンション、アクスル、ブレーキを設計・製造している。そして、品質を向上させ、製品寿命を延ばし、メンテナンスを削減し、標準的なリードタイムを供給する機能を標準装備した1,000万台以上のトレーラーアクスルを製造してきた。現在、800万台以上の輸送車両用タイヤがMTISによって保護されており、現在製造されているトレーラーの3分1が、タイヤ膨張システムを搭載している。
アメリカの連邦自動車運輸安全局(FMCSA)、アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)の調査によると、タイヤ膨張システムは、タイヤの製品寿命を10%延ばし、燃費を平均1.4%向上させる。
また、MTISにより、リトレッドの間隔が長くなり、手動での圧力チェックと充填に要する時間が短くなるため、メンテナンスコストが削減される。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Meritor Press Releases
https://www.meritor.com/meritor-today/news/2018/20181206a