ハネウェルの技術、アゼルバイジャン共和国の近代化プログラムに貢献
■クリーンな社会のための技術採用
ハネウェルは12月6日、アゼルバイジャン共和国国営石油会社(SOCAR)がハネウェルUOPの圧力スイング吸着(PSA)技術を使用することを発表した。近代化の一環としてクリーン燃料に着手する。Euro VIを満たす燃料の供給へ
純粋な水素は燃料の精製プロセスに不可欠であり、油を汚染除去し、クリーン燃焼燃料を生成する触媒プロセスを促進する。PSA技術は、欧州におけるガス規制Euro VIを満たす燃料を供給できるようになるため、アゼルバイジャンの国内需要増加を見込める。
ハネウェルUOPは、2つのPSAユニットを製油所に提供し、両方ともハネウェルProcess Solutions C300分散制御システムによって制御。
完成すれば、重油、軽油など750万トンを処理。Euro Vガソリン、ディーゼル、ジェット燃料およびアスファルトを効率的に生産することができるようになる。
■ハネウェルの技術普及に喜びのコメント
ヨーロッパ・アフリカ・中央アジアの地域担当副社長であるオーチャード氏は、PSA技術によって原油をクリーンな燃料にする、またはほかの製品に変換するなどのリサイクルが可能になり、近代化プログラムに大きく貢献するとコメント。これはアゼルバイジャンの生活の質と環境保護をさらに向上させ、精錬所が地域の先進的シンボルとなるだろうと述べている。
(画像は写真ACより)
▼外部リンク
ハネウェルのプレスリリース
https://www.honeywell.com/