ドラクスルマイヤー、BMWのプラグインハイブリッドにバッテリーを供給へ
■5シリーズ・7シリーズ・X5に搭載
ドラクスルマイヤーグループは、2019年半ばに、タイの新しい工場において、アジア市場に向けたBMWのいくつかのモデルに対し、バッテリーモジュールを製造することを発表した。同社は現在、タイのラヨーン県にある工場で、電気システムと内装システムを製造している。チョンブリー県の新しい工場によって、同社がこのサービスを大幅に拡張することが可能となる。
ドラクスルマイヤーが製造したバッテリーは、ラヨーン県にあるBMW工場において、5シリーズ、7シリーズ、X5のプラグインハイブリッドモデルに搭載される。
■アジア市場での需要増に地元生産で対応
タイのドラクスルマイヤー工場のマネージャーであるGerhard Irnesberger氏は、次のように述べた。「タイにあるBMWグループ工場のためにバッテリーを生産することは大変名誉なことである。ドイツとタイの2つのドラクスルマイヤーチームは、現在、プロジェクトにおける生産のスタートを成功させるために協力している。」(プレスリリースより引用)
また、タイのBMWグループ社長であるChristian Wiedmann氏は、次のように語った。
「我が社のエレクトロモビリティ戦略によりさらに進歩を遂げることができ、非常に喜んでいる。地元でのバッテリー生産により、アジア市場における電動車両の需要増大に対して、より有利に対応することができる。同時に、我々は、自動車生産のための地域における輸出拠点として既に活動しているラヨーン県のBNWグループ工場を強化する。地元でのバッテリー生産は、BMWの4種類のプラグインハイブリッドモデルを組み立てるラヨーンの工場にとって理想的なものである。」(プレスリリースより引用)
■世界中の自動車メーカーに部品を供給
ドラクスルマイヤーグループは、世界20ヶ国以上で60以上の施設を持つグローバルな自動車用品サプライヤー。世界中の高級自動車メーカーに、複雑なワイヤリングハーネスシステム、主要電気電子部品、独自のインテリア、エレクトロモビリティ用のストレージシステムを提供している。2017年の同社の売上高は41億ユーロであった。トップ100自動車サプライヤーの顧客には、アウディ、BMW、ジャガー、ランドローバー、マセラッティ、メルセデスベンツ、MINI、ポルシェ、フォルクスワーゲン、そして非常に革新的なカリフォルニアの自動車メーカーが含まれる。
(画像はプレスリリースより)
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Draexlmaier Press Releases
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