マグナ、シーティングエコシステムのコンセプトを発表

■モビリティの将来性を高めるコンセプト
マグナは12月10日、未来のモビリティ向けシーティングエコシステムのコンセプトを発表した。座席レイアウトは自由自在で、座席位置・向きを自在に変えられる設計であり、電気自動車(EV)や自動運転はじめモビリティの将来性を高める。

搭乗者、積載物、移動時間など状況に応じて座席位置・向きを変えられることにより、車内に可変スペースが生まれ、柔軟性、快適性が高まる。

また、座席レイアウトの変更により、搭乗者のコミュニケーションを促進する効果も期待できる。例えば、仕事での移動長時間である場合、対面できる座席位置・向きに変えることで、移動時間をミーティング時間に充当でき、時間が有効活用できる。

■理想的なユーザー体験の提供
マグナは、ユーザーエクスペリエンス・ユーザー体験(製品・サービス利用により得られる体験、製品・サービス利用に関わる全要素を含む幅広い概念)を把握する目的で、アメリカ、ヨーロッパ、中国にて市場消費者調査を実施した。

調査結果は座席骨格部分の開発に活かされ、革新的で理想的なユーザー体験を提供できるシーティングエコシステム開発を目指す。

マグナ・シーティング社長のマイク・ビッソン(Mike Bisson)氏は、ユーザー体験が自動運転などモビリティの機能・性能に大きく基づき、新たなアプローチにより利便性・柔軟性・快適性は高まると考え、個々のニーズに対応できると考える。

(画像はプレスリリースより)


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