ジョンソンコントロールズ、バッテリーの定期点検を推奨

■自動車の故障要因はバッテリー
ドイツ自動車連盟(ADAC)が実施した調査によると、自動車の故障のうち約40%はバッテリーが要因である。

ジョンソンコントロールズ・パワーソリューション事業の技術担当副社長であるクリスチャン・ローゼンクランツ(Christian Rosenkranz)氏は、冬場の寒さによりバッテリーが故障すると思われがちであるが、夏場の暑さが故障要因であると説明する。

熱はバッテリーの寿命を劇的に短くする。しかしながら、直ちに影響は出ない。夏から秋にかけて、バッテリー機能・性能に異常は認められないが、問題は冬に生じる。

■バッテリーの寿命が短くなる要因
熱によりバッテリーの自己放電が引き起こり、電機部品の消耗が激しい。それゆえ、夏場に酷暑の期間が長い場合、暑さによりバッテリーの寿命は短くなる。冬場を迎える前にバッテリーの寿命に近づき、故障する確率は高まる。

バッテリーにとって最適な外気温は20度であり、30度を超える環境下では、バッテリーの寿命を縮める要因となる。

また、夏の暑さに加えて、運転頻度が低い、運転距離が短い場合、オルタネーターはバッテリーを完全に充電することができず、バッテリーの消耗が激しい。

(画像はプレスリリースより)


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Johnson Controls
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