小糸製作所、アメリカの子会社とともにCES 2019に出展

センサ内蔵ランプとコミュニケーションランプなど
株式会社小糸製作所は、アメリカの子会社ノース・アメリカン・ライティング・インクと共同で、2019年1月8日からアメリカのラスベガスにて開催される「CES 2019」に出展する。

CES 2019では 、センサ内蔵ランプやコミュニケーションランプの実機デモンストレーションなど 、2025~2030年のモビリティ社会における 、「光」を基本テーマとした小糸グループの製品・技術の役割や有効性を紹介する。

具体的には、「自動運転や先進運転支援システム(ADAS)技術との連携が期待されるセンサ内蔵ランプとコミュニケーションランプ」、「スマートシティでの有効性が期待される、最適交通制御、歩行者早期検知などの次世代インフラシステム」、「安全性向上に貢献する ハイビーム可変ヘッドランプ(Adaptive Driving Beam:ADB)の最新技術」などである。

自動車の予防安全や自動運転などに役立つ最新照明機器
小糸製作所グループは、企業メッセージ「安全を光に託して」と「人とクルマの安全は私たちの願い」のもと、自動車照明機器を主体に事業を展開、開発から生産まで一貫して行うトータルシステムサプライヤー。

同社が研究開発に取り組んでいる次世代製品には、まず、自動車の予防安全や自動運転で必要不可欠となる「センサ内蔵ランプ」があり、これは、車両四隅のヘッドランプおよびリアランプに周囲監視センサ(LiDAR)を内蔵することで、車両周辺360度の歩行者や車両の検知能力が向上し、様々な走行状況において、交通事故の未然防止を図るものである。

また、より高精細に、必要な場所だけを照らし、安全な走行を支援する次世代ヘッドランプである「コーナーモジュール2025」がある。

さらに、各種ランプと、カメラなど周辺の機能を一体化しモジュール化した「ランプモジュール」では、小型・軽量化するとともに、低コスト化を実現している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社小糸製作所 プレスリリース
http://www.koito.co.jp/