三菱電機、コンセプトカー「EMIRAI4」などをCES 2018に出展

スマートモビリティ時代の安心で快適なクルマ社会へ
三菱電機株式会社は、2019年1月8日から1月11日までアメリカのラスベガスで開催される「CES2019」に出展することを発表した。

同社は、スマートモビリティ時代の安心・安全・快適なクルマ社会の実現に向け、「Realize your mobility ambitions」をテーマに、各種先進技術と製品を紹介する。

主な出展内容は、まず、コンセプトカー「EMIRAI4」を展示する。

「EMIRAI4」には、「コネクテッド」「自動運転」「電動化」の3分野の開発成果を集約した次世代HMI(ヒューマンマシンインターフェース)技術が体験できるコックピットが装備されている。

次世代HMIでは、車外からの情報や、周辺・車室内のセンシング情報、ユーザの走行履歴情報等の分析・加工・判断技術と、状況やユーザに応じた最適な情報提供手段、直観的で分かりやすい操作手段、およびそれらを効果的に具現化するシステム設計技術が実現されている。

また、「EMIRAI4」には、光のアニメーションで車の動きを周囲に伝えて事故を未然に防ぎ、降雪時や平坦ではない路面でも判別しやすくした路面ライティング技術「安心・安全ライティング」を搭載している。

さらには、光沢や陰影をリアルに表現する質感表現技術「Real Texture」を用いたディスプレイをメーター表示なども新たに採用した。

実証実験中の自動運転技術搭載車をARで紹介
コネクテッド関連としては、その他に、マルチディスプレイシステムや、ドローンと連携した駐車スペース検索などの新技術を搭載した実車を展示するとともに、HERE Technologies社を提携して取り組んでいる高精度位置情報を活用したサービス事例を紹介する。

また、自動運転関連では、北米で実証実験中の自動運転技術搭載車「xAUTO-US」に搭載している各種技術を、AR(拡張現実)対応可動式ディスプレイで紹介する。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

三菱電機株式会社 プレスリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/2018/1220.html