デンソー、アイシン精機と合弁会社を設立

■2社による合弁会社の設立
2018年12月26日、デンソーは、駆動モジュールの製品ライン拡大を目的に、アイシン精機と合弁会社の設立に正式合意したと発表した。2社は、2018年8月に合弁会社設立において基本合意に至っていた。

合弁会社「BluE Nexus(ブルーイー ネクサス)」は2019年4月に設立され、日本市場はじめ世界市場向けに駆動モジュールの開発・販売を行う予定である。

■駆動モジュールの製品ライン拡大
駆動モジュールは、電気自動車に不可欠な部品である。

自動車の電化において、駆動モジュールには、トランスアクスル(トランスミッション、ファイナルギア・ディファレンシャルギア(デフギア)を一体化した装置)、モータージェネレーター(駆動・発電機能をもつ装置)、インバーターといった主要部品を統合することが求められる。

「ブルーイー ネクサス」は、ハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)向け駆動モジュールの開発を行い、市場ニーズに製品の提供を目指す。駆動モジュールの製品ライン拡大、機能・性能の多様化により、環境にやさしい持続可能なモビリティが実現される。

(画像はDENSO HPより)


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