デンソー、統合制御ソフトウェア開発を目的に合弁会社を設立

■4社による合弁会社の設立
2018年12月26日、デンソーは、アイシン精機、アドヴィックス、ジェイテクトとの4社による合弁会社の設立が正式に合意されたと発表した。2018年8月には、4社間において、合弁会社設立の基本合意に至っていた。

4社は、統合制御ソフトウェア開発を目的として、2019年4月に合弁会社「J-QuAD DYNAMICS(ジェイクワッド ダイナミクス)」を設立予定である。

■統合制御ソフトウェアの重要性
未来のモビリティにおいて、ソフトウェアは、自動運転による走行、旋回・回転、停止を可能にする。つまり、統合制御ソフトウェアが自動運転、車両運動制御を実現する。

それゆえ、自動運転における安全性・確実性の向上、自動運転の普及には、最先端技術が駆使された統合制御ソフトウェアが求められる。統合制御ソフトウェアにより、自動車のセンサー、ブレーキ、ステアリングシステムを連動させる必要がある。

「ジェイクワッド ダイナミクス」では、4社が有する自動運転、車両運動制御に関する専門知識・技術を集結させ、統合制御ソフトウェア開発、エンジニアリングサービス提供を行う。日本市場をはじめ、世界市場のニーズに効率的かつ迅速に対応し、安全なスマートモビリティの実現を目指す。

(画像はDENSO HPより)


▼外部リンク

DENSO プレスリリース
https://www.denso.com/