ブリヂストン、2018年に多くのOEM向け製品を提供したことを報告
■様々なメーカーのモデルに導入
ブリヂストンは、2018年に、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)において、120以上の新しいOE備品を売り上げたことを発表した。これは30%以上の増加であり、備品は、15メーカーの40モデルに導入された。
同時に、ブリヂストンは、アウディ、セアト、シュコダの主要サプライヤーとしての役割を継続的に果たし、フォルクスワーゲングループの戦略的パートナーでもある。アウディでは、備品の量は過去5年間で2倍になった。
さらに、ブリヂストンは、BMWに対しても確固たる地位を築いており、BMW 3シリーズ、BMW 7シリーズ、BMW X5/X7、およびBMW Z 4に向けたオリジナル機器としてのブリヂストン製備品は、最高と認められている。
ブリヂストンタイヤを選択したモデルには、BMW i3s、トヨタカローラ、新しいアウディQ3、アウディA6オールロードのような電気およびハイブリッド車両、オペルインシグニア、革新的なBMW 8-シリーズのようなツアラー、高級ポルシェカイエン、フェラーリポルトフィーノやルノーメガーヌR.S.とR.S.トロフィーを含むスポーツカーなどがある。
現在、備品の85%以上が直径17インチ以上のタイヤ用である。
■特定の車両デザインに微調整
ブリヂストンは、タイヤの開発と設計に関してさらに一歩前進しており、メーカーとの相乗効果で、想像力と創造性で要求に対応している。タイヤは、性能のあらゆる要素を確実にするため、特定の車両デザインに微調整される。これにより、ブリヂストンは、転がり抵抗や燃費から、騒音低減、運転者の快適さ、運転行動まで、あらゆる課題に対応し、適切なターゲット技術をタイヤに組み込んで、特定の改善を実現することができる。
ブリヂストンはまた、B-Silent、ologic(オロジック)、および改善したRun-Flat Technologyなどのソリューションを使用して、テクノロジーの分野において常により高い水準を推進している。
ブリヂストンタイヤのすべての部品は、OEMの要求に応えるように設計されている。低摩耗のNano Pro techのような最先端のタイヤデザイン、分散性の高いSilicaコンパウンド、新しくデザインされたパターン、キャビティ形状、最適化された浸透厚さ、および革新的なミキシングプロセスにより、ブリヂストンはタイヤの特性と車両の設定の間の最適なバランスを見つけることを実現している。
■将来の厳しい課題に対応
ブリヂストンEMEA、オリジナル機器担当バイスプレジデントであるMark Tejedor氏は、調整されたアプローチによって、あらゆる車両の独自な特徴を最適化することができると見解を示し、次のように説明した。「自動車がますますCASE(接続・自律・共有・電化)となる、急速に変化する業界では、ブリヂストンは、自動車メーカーの最も要求の厳しい課題に対処する新しいソリューションと技術を提供する。我々が今日開発しているタイヤは、今後2年から5年、そしてそれ以上の期間、ニーズに対応することを目的としている。」(プレスリリースより引用)
パートナーシップと共創は、個別対応されたデザイン以上のものを生み出した。
Mark Tejedor氏は、さらに次のように語った。
「決定的に将来へとつながる新しい方向への一歩を踏み出すことができた。我々は、より効率的で、車両により適合したサービスやモビリティソリューション、新しいタイヤ、そして、これまで以上に新しい自動車の開発を作り出している。これによって、我々は、ドライバーが前進し続けるようにしていく。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Bridgestone Press Releases
https://www.bridgestone.eu/