ビステオン、テンセントと共同開発協定を締結

■共同開発協定の締結
ビステオンは、「CES2019」にて、中国のインターネット関連企業テンセント(騰訊)と協定を結び、広州汽車工業集団有限公司の研究開発センター(広州汽車の研究開発部門)「GAC R&Dセンター」向けの自動運転、インテリジェントコックピットを共同開発すると発表した。

また、ビステオン、テンセント、広州汽車グループの3社は合弁会社を設立予定である。2020年の製品商用化に向け、広州汽車グループ向け次世代コックピットに使用するインテリジェント技術に関する研究結果を共有する。

■自動運転技術「レベル3」に向けて
コックピットドメインコントローラー「SmartCore」は、業界初となるコックピットのフルデジタル化を実現した。コックピットを通じてディスプレイ、アプリケーションが独立操作できる。

一方、テンセントは、人工知能(AI)、クラウド、ビッグデータ分野に特化し、優れた業績をもつ。TAIは、人工知能、ビッグデータプラットフォームを提供する。

協定のもと、ビステオン製「SmartCoreドメインコントローラー」にテンセント・オートモーティブ・インテリジェンス(TAI)を搭載し、相互通信、ドライバーの表情・声・ジェスチャー認識にて操作可能にし、自動運転技術「レベル3」あるいはレベル4、5を目指す。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Visteon プレスリリース
https://www.visteon.com/