ビステオン、「DriveCore Studio」に「Microsoft Azure」を活用

■「Microsoft Azure」の活用
ビステオンは1月8日、自律走行プラットフォーム「DriveCore Studio」に、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure(マイクロソフト・アジュール)」を活用すると発表した。

マイクロソフトのソフトウェアにより、「DriveCore Studio」には情報処理能力における高度な拡張性がもたらされ、自動運転技術「レベル3」の実現に近づく。

■自動運転の実現を促進
「DriveCore」は、ハードウェア、ソフトウェアツールセット、車載ミドルウェアにて構成され、機械学習アルゴリズム開発を通して自動運転技術レベル3あるいはレベル4、5を実現させる。

「DriveCore Studio」は、「DriveCore」を構成する主要コンポーネントの一部である。「Microsoft Azure」によりアルゴリズム開発・実証が可能になり、クラウドの情報処理能力や拡張性(スケーラビリティ)は最大限になる。

ヴァイスプレジデント兼最高技術責任者のマルクス・シュプフナー(Markus Schupfner)氏は、自動運転技術レベル3以上の実現には、各分野に特化した企業の協力が必要不可欠であると述べる。

「DriveCore Studio」における「Microsoft Azure」の活用は、市場ニーズの対応、自動運転の実現を促進させる。

(画像はVisteon HPより)


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Visteon プレスリリース
https://www.visteon.com/