ブローゼ、センサー技術のVayyarと共同でドア&室内安全のデザイン

■新しい車両のためのドア&インテリアシステム
ブローゼは1月15日、テクノロジー企業Vayyarと共同で、車両のドアとインテリア機能のためのセンサー技術を開発中と発表した。将来の自律走行車両をイメージしたシステムの開発だ。

■自律走行車の柔軟なドライビング体験の実現に向けて
ブローゼのバイス・プレジデント・Sandro Scharlibbe氏は、車両にセンサーを統合できれば、特にパワーサイドドアや柔軟な内装など、ドライビング体験を大幅に向上させることができるだろうと述べている。

自律走行ではステアリング・ホイールはパネルの中に納められ、車内領域が広がる。それを仕事やリラクゼーションなど、目的や用途に合わせて柔軟に座席やドアなどがスライドできるようにインテリアも変わっていかなければならない。

ドアが開くとシートが自動的に折りたたまれ、車両の出入りが容易になるなど利便性の向上、ドアの自動開閉により、車外の障害物検出と作動停止など、安全性にも配慮する必要がある。

■ドアと車内監視で安全性を強化
Vayyarの3Dイメージセンサー技術を採用したドアシステムは、盗難防止や乗客の心拍数などバイタルサインを認識する機能が含まれており、低コストで高い安全性を提供するとしている。

この開発を高く評価する企業も出ており、検証用に設計されたコンピュータープログラムをテスト車両に装備しているところもあるという。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ブローゼのプレスリリース
https://www.brose.com/