マグナインターナショナル、トヨタのスープラを委託生産

■オーストリアで生産
自動車部品の大手サプライヤーであるマグナインターナショナルは1月15日、トヨタ自動車のスポーツカーであるGRスープラの委託生産を行うことを明らかにした。

GRスープラは、オーストリアのグラーツにある生産施設において、2019年初頭より生産が開始される見通しである。

マグナはその生産事業を行うマグナシュタイヤー社は、トヨタのGRスープラの生産を行うことで、同社が生産委託を行う自動車メーカーは4社となる。

■自動車部品も同時に供給
マグナヨーロッパおよびマグナシュタイヤーのプレジデントであるGunther Apfalter氏は次のように述べている。
「トヨタと契約できたことは、我々の完成車の生産事業における高い品質基準と経験が認められたということである。これは、車両の生産能力を欲している自動車メーカーや、車両の生産におけるノウハウを必要としている自動車メーカーをサポートする我々のユニークな事業の好事例であると思う。」(プレスリリースより引用)

これまで、マグナシュタイヤーは、複数の自動車メーカー向けに350万台以上の完成車生産を行ってきたが、今回、マグナはトヨタ向けにGRスープラの完成車の生産委託に加え、シート、ボディープレス、ドアラッチ、リフトゲートの供給も行う計画となっている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

マグナインターナショナル プレスリリース
https://www.magna.com/