フェデラル・モーグル・パワートレイン、9つのエンジンがWards 10 Best Enginesに選出
■買収によりテネコのパワートレイン部門に
フェデラル・モーグル・パワートレインは16日、WardsAutoが主催する2019年モデル車両用のWards 10 Best Enginesコンペティションに、9つのエンジン関連技術が選ばれたことを発表した。
そして、フェデラル・モーグル・パワートレインは、2018年10月1日にテネコによる買収が完了しており、今回は、テネコのフェデラル・モーグル・パワートレイン部門が受賞したこととなる。
さらに、2019年末には、事業を分離して、2つの独立した新しい会社、アフターマーケットとライドパフォーマンスの会社、および新しいパワートレインテクノロジー会社を設立する予定だ。
テネコ・パワートレイン部門の上級副社長であるRainer Jueckstock氏は、次のように述べた。
「私たちは、Wards 10 Best Engineに選ばれたことを称賛したいと思います。そのような多様なエンジンセットを動かす先進のエンジン技術と製品を提供できることを非常に誇りに思います。」（プレスリリースより引用）
■様々な自動車メーカーのエンジンに搭載
受賞したエンジンで、テネコ・パワートレイン部門の技術を搭載したモデルには、次のようなものがある。BMW X5の3.0L（B58）DOHCターボI-6、シボレーシルバラードのDFM付き6.2L OHV V-8、フォードマスタングGT ／ブリットの5.0L DOHC V-8、フォードF-150の3.0L DOHCターボディーゼルV-6、ホンダアコードハイブリッドの2.0L DOHCアトキンソンi-VTEC 4気筒／HEV、ヒュンダイKona EVの150-kW推進システム、Infiniti QX50の2.0L DOHC VC-Turbo 4気筒、レクサスUX 250hの2.0L DOHC Atkinson 4気筒／HEV、Ram 1500の3.6L DOHC Pentastar eTorque V-6。
テネコ・パワートレイン部門は、ピストン・ピストンリング・シリンダーライナー・バルブシートおよびガイド・エンジンバルブ・エンジンベアリング・イグニッション製品・ヒートシールド・ガスケット・システム保護製品など、エンジン用の幅広いコンポーネントを提供している。
Wards 10 Best Enginesコンペティションは、1995年以来、優れたエンジンと電動推進システム、それらを作り出した技術とエンジニアリングを認定してきた。
受賞した自動車メーカーは、デトロイト北米国際自動車ショーで、WardsAutoが開催した式典において、賞が贈呈される。
（画像はFederal-Mogul Powertrainより）
▼外部リンク
Federal-Mogul Powertrain Press Releases
http://federalmogul.mediaroom.com/