矢崎総業、シームレスな外観を持つインストルメントクラスターを発表

■シームレスな外観と向上したコンテンツの写像性を提供
矢崎総業の北米拠点であるYazaki North Americaは、メーターパネルデザインの一部として光結合接着剤を使用し、よりシームレスな外観とディスプレイコンテンツの写像性を高めたインストルメントクラスターを発表した。

Yazaki North Americaは、大手OEM会社と提携して、新しいインストルメントクラスターデザインを開発した。この提携により、コスト競争力を維持しながら高級車の内装に匹敵するハイエンドの外観が作成された。

Yazaki North America、Engineering担当責任者であるDavid Scheffler氏は、次のように述べている。
「我々のエンジニアリングチームは顧客と緊密に協働して、画期的なディスプレイ製品である、明るさと写像性のニーズをはるかに超えた革新的なインストルメントクラスターを提供する。このクラスターは、パワーオフモードでクラス最高の外観を、パワーオンモードで真のシームレスな外観を実現している。」(プレスリリースより引用)

■ディスプレイ製造のプロセスを改良
矢崎総業は、薄膜トランジスタ(TFT)液晶ディスプレイを、フレキシブルで着色されたポリカーボネートフィルムに接着して、一貫して効率的にディスプレイを製造するプロセスの開発と改良を行った。

着色されたアップリケにディスプレイを積層することにより、光学接着剤はTFTの画像をアップリケの前面に引き上げ、その結果、外観上の表面状態に改善が見られ、目に見える切れ目、隙間、アナログゲージ間の移行を示さない。

また、スマートフォンで最も一般的に見られる光結合の使用により、反射を最小限に抑え、エアギャップ、およびゴミや湿気などの関連する問題を排除している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Yazaki North America News
http://www.yazaki-na.com/