ラインメタル、大手トラックメーカーとの新規契約を発表
スチールピストン技術で世界をリード
ラインメタルは1月24日、子会社・KSコルベンシュミットが、ヨーロッパおよび北アメリカの大手トラックメーカーから、スチールピストンの新規契約を受けたと発表している。契約によるLTVは2億9000万ユーロ
この契約は、すでに発注しているスチール製ピストンアセンブリとシリンダーライナーをフォローアップすることになる。この契約によるライフタイムバリュー(LTV)は2億9000万ユーロを超えると予測される。契約は2020年から2025年まで続き、KSコルベンシュミットによって開発されたこれらのコンポーネントは、ヨーロッパ本社とNAFTA(北米自由貿易協定)市場、そしてメキシコで生産される予定だ。
ピストンとシリンダーライナーは、11リットルと13リットルの大型エンジンに搭載されることになる。
OEMによる戦略の結果
ここ数年、同社はOEMに注力しており、特に同社が提供しているパッケージの優れたスチール製ピストンの摩擦特性で契約を実現してきた。同社は、燃料消費と排出ガスの削減を目指すため、最適なピストンアセンブリを適合させ、可能な限り摩擦を減らす取り組みを行っている。今回の契約は、同社の長年にわたるエンジンの摩擦に関するシステム開発と技術、実績を反映したものだと報告している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ラインメタルのプレスリリース
https://www.rheinmetall-automotive.com/