Magneti Marelli、ミシガン州オーバーンヒルズの研究開発関連施設を拡張

研究開発と技術力を強化
ミシガン経済開発公団は22日、Magneti Marelliがミシガン州オーバーンヒルズにおいて、研究開発と技術力を強化する計画であると発表した。

ミシガン経済開発公団の発表によると、ミシガン州戦略基金理事会が、ミシガン州が交通における次の革命をリードし続けているという証拠となる2つの民間事業プロジェクト、および重要な地域活性化活動を承認したという。

1919年にイタリアで設立されたMagneti Marelliは、自動車業界向けのハイテク部品を開発、製造しており、世界の20ヶ国に85の製造工場、15の研究開発センター、31のアプリケーションセンターを持っている。

同社は、研究開発、技術、そして専門的な労働力をさらに強化することを目指して、北米本社の成長に向けて投資を行っている。そして、オーバーンヒルズにある同社の施設を拡張し、新入社員を雇用し、新しいラボを建設して機械を設置する予定である。

このプロジェクトは、1,250万ドルを超える民間投資を生み出し、106人の雇用を創出すると予想されており、その結果、ミシガン州ビジネス開発プログラムの業績ベースの助成金159万ドルが得られる。

オーバーンヒルズ市長のKevin McDaniel氏は、次のように述べた。
「Magneti Marelliがオーバーンヒルズで成長を続けることを選択したことを光栄に思う。この新しい投資により、Magneti Marelliはモビリティの進歩に貢献する技術の開発を継続することが可能となる。 我々は、Magneti Marelliの再投資と、オーバーンヒルズに追加の雇用がもたらされることに喜んでいる。」(プレスリリースより引用)

自動車業界を中心に投資を推進
ミシガン経済開発公団は、Magneti Marelliのほか、自動運転技術のWaymo社、ミシガン州のコミュニティを強化するための活性化支援に対しても助成金交付の承認を行った。

今回承認した事業開発により総投資額が2,610万ドルを超え、最大506人の雇用が創出されるとしている。新たな投資は、州の研究開発環境と熟練した技術力と物流資源の適時の供給を利用している。

ミシガン州のGretchen Whitmer知事は、次のようにコメントしている。
「今日のプロジェクトは、ミシガン州全体で新たな経済活動を促進し、地域社会を強化し、州の住民のために高給の雇用を創出するだろう。ミシガン州は自動車の設計と開発における革新の最先端にあり、ハイテクの自動車会社は、ハイテクエンジニアリングリソース、一流の研究と設計、そして高度なスキルを持つ労働力など、ミシガン州が提供しなければならない貴重な資産を認識し続けている。」(プレスリリースより引用)

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Michigan Economic Development Corporation
https://www.michiganbusiness.org/