コンチネンタル、自動車の電動化に対する意識調査結果を発表

自動車の電動化に対する意識調査結果
コンチネンタルは、「コンチネンタル・モビリティ・スタディ」より、自動車の電動化に対する意識調査結果を発表した。調査は、ドイツ、アメリカ、日本、中国のドライバーを対象に実施された。

ドライバーは、自動車の電動化に伴い、個人情報の保護が重要であると回答し、コネクテッドサービスの需要が高まっていることが判明した。

個人情報の扱い
1月28日は、欧州では「データ保護の日(Data Protection Day)」である。2006年に欧州連合(EU)にて提唱され、ヨーロッパ、アメリカ、カナダの公的機関・企業がデータ、個人情報の守秘と保護に関する意識の向上を喚起する。

最高経営責任者のエルマー・デゲンハート(Elmar Degenhart)氏は、個人情報の保護は法律的義務であり、テクノロジー企業は製品・サービス、製造プロセスにおいて、個人情報の保護が不可欠であると述べる。

新たなモビリティは情報に基づき、長期的にて、顧客や消費者との信頼関係を強化するうえで、個人情報の保護が求められるという。

セキュリティ強化に向けて
自動車の電動化、自動運転の進展により、情報セキュリティが個人情報の保護において益々、必要とされている。

デゲンハート氏は、インターンシップを介して相互接続するコネクテッドカーが開発され、サイバーセキュリティにおける新たな業界基準「ISO/SAE 21434 “Road Vehicles – Cybersecurity Engineering“」を迅速に設定する必要性を訴える。

今後、コンチネンタルは、ソフトウェアはじめ製品・サービスの機能・性能を向上させ、個人情報を完全に保護し、漏洩させないシステム構築を目指す。

(画像はプレスリリースより)


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