ボルグワーナー、カクカルアー工場を拡大

43300平方フィートへ拡大
ボルグワーナーは、東南アジア市場におけるエンジンタイミングシステムの需要増加を受け、インド・カクカルアー工場の生産能力を拡大すると発表した。

拡大後は43300平方フィート(4023平方メートル)となり、設計、製造、事務所、倉庫を兼ね備える。

急速に成長するインド自動車市場
インド自動車市場は成長の一途をたどり、新たな自動車排ガス規制基準「BS VI(バーラト・ステージ6)」が導入される。「BS VI」の導入により、東南アジア市場では規制基準を満たした製品に対する需要が高まる。

今後、カクカルアー工場では、エンジンタイミングシステム、可変バルブタイミングシステム(VCT)向け最先端の生産ラインにより、東南アジア市場の需要に対応し、BS VI規制基準に適合した製品を供給する。

市場地位と市場競争力の強化
モールスシステムズのジョエル・ヴィーゲルト(Joel Wiegert)氏は、インド自動車市場の成長は急速であり、多数の大手自動車メーカーがインドに製造工場を構えると述べる。

カクカルアー工場の拡大により、現地生産にて革新的かつ効率的な技術に対する需要増加に対応できるという。

また、インドはじめ東南アジア市場は重要な市場であり、工場拡大は、環境に配慮した効率的な推進ソリューションにおいて、市場地位、市場競争力を強化できると説明する。

(画像はプレスリリースより)


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BorgWarner
https://www.borgwarner.com/