フロイデンベルグ、XALT Energyの過半数株を取得

クリーンエネルギー技術への投資
グローバルテクノロジグループのフロイデンベルグ(Freudenberg)は2月4日、XALT Energyの株を過半数取得したと発表した。リチウムイオン技術の強化を進める。

XALT Energyの株過半数を買収
同社はこれまで、リチウムイオンバッテリーを製造するグローバルメーカー、XALT Energyの31.8%株を保有しており、今回50.1%にシェアを拡大。数年で残り全株式を取得する予定だ。

それに伴い米国ミッドランドでの生産拡大と、新しいモビリティ技術の研究開発への投資を行うことになる。摩擦、重量、排出量をさらに減らすための燃焼エンジン用の材料と部品の需要を予測した戦略だ。

フロイデンベルグ・グループのCEO・Mohsen Sohi氏は、XALT Energy を引き継ぐことが、電気モーターと燃料電池のパワートレインの将来を見据えたイノベーションへの新たな一歩になると述べている。

リチウムイオン技術の世界的リーダー
XALT Energyは米国の大型車両製造サプライヤー・New Flyerにリチウムイオンバッテリーシステムを提供。またフィアットクライスラー、フォード、ゼネラルモーターズなど大手自動車メーカーとも協力している。

製造施設は4万平方メートルをカバーし、リチウムイオン電池セル、パックおよびモジュール、ならびに関連する制御およびソフトウェアを製造。ミシガン州に研究開発研究所も所有している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

フロイデンベルグのプレスリリース
https://www.freudenberg.com/