コンチネンタル、デブレツェン大学と戦略的協力契約を締結

コンチネンタル独自の教育モジュールを学ぶ
コンチネンタルは、2月8日にデブレツェン大学と戦略的協力契約を締結し、労働市場で有益となる実践的トレーニングと、その後の大学院生の雇用機会を提供することを発表した。

この契約により、コンチネンタル・パワートレイン・ハンガリーのデブレツェン工場において、2019-2020年度から、デブレツェン大学の教育コースの一環として、学生が、電気工学・メカトロニクス工学・機械工学・プラスチック工学の学部に関するコンチネンタル独自の教育モジュールを学ぶことができる。

コンチネンタルは、工学専門職の地位と魅力を高めるというデブレツェン大学のイニシアチブを共有しており、関連する学部の促進に貢献している。

さらに同社は、学生に研究開発プロジェクトへの参加を提供し、将来を形作るために設定された才能のトレーニングを支援することとなった。科学および教育計画を推進し、知識を共有するために、学生と教授に向けたスタディツアーや見学が、コンチネンタルグループにおいて企画されている。

自動車開発担当理事のLászló Palkovics氏は、この契約に満足し、この地域の企業が大学の知識ベースとのつながりを模索しているという事実を歓迎する意向を示した。

また、Palkovics氏は、デブレツェン大学との共同トレーニングおよび研究開発協力は、同地域の自動車エコシステムの発展を支え、企業プログラムに参加する学生に実践的な知識とキャリアの機会を提供しながら、企業の進化と運営を正しい方向に進めると、述べた。

専門技術の知識を提供し地域の発展に貢献
コンチネンタルのデブレツェン工場、マネージングディレクターであるLukas Juranek氏は、次のように説明する。
「我が社の目標は、地域の発展に積極的な役割を果たし、持続可能で価値のある未来に貢献することである。あらゆる種類の開発の重要な要素としての教育と学習は優先分野であることから、我々はデブレツェン市内の教育機関と協働することを望んでいる。我が社は、ハンガリーの競争力を向上させる、新しい知識とイノベーションをもたらす役割を果たしていく。」(プレスリリースより引用)

一方、デブレツェン大学の学長であるZoltán Szilvéssy教授は、次のように述べた。
「近年、デブレツェン地域では、先進技術を使用している技術会社が次々と頭角を現している。この地域で発生する労働市場の需要により、大学の技術トレーニングとITトレーニングの開発が必要となっている。この目的のために、ハンガリー初の自動車科学の学者である元次官で現大臣のLászló Palkovicsの協力を得て、技術IT委員会が設立された。我々の目標は、新しい世代の教育とともに研究開発を支援することである。」(プレスリリースより引用)

また、László Papp市長は、コンチネンタルの貢献について、「コンチネンタルは、最新の知識と技術、近代的な職場文化、新しい考え方、発展をもたらす。ここ数十年にわたり、産業の発展が、デブレツェンの将来だけでなく国全体のために重要となっている。コンチネンタルの存在はまた、都市における知識の必要性を生み出し、その実現には都市と政府、デブレツェン大学の間の最も真剣で献身的な協力が必要である。したがって、今日我々が署名した協定は特別な重要性がある。」と語った。

地域の教育機関との協力体制を確立
コンチネンタルは、2018年2月に、ハンガリーに自動車エレクトロニクスの分野での活動を拡大するために、新しい工場を設立すると発表し、2018年9月に着工されている。同社は、デブレツェンで450人の新規雇用を計画している。

デブレツェン大学との提携は、コンチネンタルのブダペストの施設とブダペスト工科大学、ヴェスプレーム工場、Pannonia大学、Makó’s ContiTech Fluid、セゲド大学、ヴァーチ工場、聖イシュトヴァーン大学、ContiTech MagyarországKft、ニーレジハーザ大学、コンチネンタル・ハンガリー、オーブダ大学の間の協力を既に管理してきたイニシアチブと合致している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Continental Press Releases
https://www.continental-corporation.com/