GKN、中国に粉末冶金のカスタマーセンターを開設
最先端の粉末冶金技術
自動車用粉末冶金部品の大手サプライヤーであるGKNは、その3Dメタルプリンティング事業を担うGKN Additiveが中国で最初のカスタマーセンターを開設したことを明らかにした。中国の丹陽市に開設された最先端の施設では、納入先と事業パートナーが金属3Dプリンティングについて学べる場であり、GKN Additiveの技術者と協力してプロトタイ用のワークショップで部品の設計とプリントを行うことができる。
中国のトップ部品サプライヤーへ
GKN Powder Metallurgyで付加製造担当のプレジデントであるGuido Degen氏は次のように述べている。「中国は世界最大の自動車市場であり、従来型車および新エネルギー車の自動車製造国でもある。自動車開発の活動は従来の伝統的な地域から中国へとシフトしており、このことが中国における付加製造のような新技術に対する需要拡大をもたらしている。」(プレスリリースより引用)
粉末冶金部品のサプライヤーであるGKN Powder Metallurgyは、GKN Hoeganaes、GKN Sinter Metals、GKN Additiveで事業が構成されており、上海の北部に位置する江蘇省丹陽市と儀徴市の2カ所の施設に500人を超える従業員を雇用している。
また、GKN Powder Metallurgyは2006年に中国市場に参入して以来、毎年市場シェアを拡大しており、現在では中国の自動車プレミアム市場におけるトップ5サプライヤーの1社となっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
GKN プレスリリース
https://www.gknpm.com/