エバスペヒャー、シャルダ・モーターと合弁契約を締結

合弁会社の設立
今月25日、エバスペヒャーは、インドの自動車排ガス規制基準への適合、環境にやさしいモビリティの開発を目的として、インドの自動車部品会社シャルダ・モーター(レラングループ)と合弁契約(ジョイント・ベンチャー契約)を締結したと発表した。

合弁会社は、インドに2ヶ所(プネー、北インド)に製造工場を建設する。排出ガス低減技術の向上、新たな排気ガスシステムの開発を行い、2020年以降のトラック・バス向け排気システム販売を目指す。排気ガスシステムの初製造は、2019年第2四半期を予定される。

環境にやさしいモビリティを
インド自動車市場は成長の一途をたどり、新たな自動車排ガス規制基準「BS VI(バーラト・ステージ6)」が導入される。「BS VI」の導入により、東南アジア市場では規制基準を満たした製品に対する需要が高まる。

エバスペヒャー・エキゾーストテクノロジー最高執行責任者のトーマス・ワルダヒャー(Thomas Waldhier)氏は、エバスペヒャーの世界的技術・製品ノウハウに、シャルダ・モーターのインド市場における専門技術・知識が加わり、インドの長距離・物流トラックにおいて排ガス低減が実現できると述べる。

合弁会社の設立により、インド市場に対して、厳しい自動車排ガス規制基準を満たした商用車向け排気システムや排気ガス後処理システムを提供できるという。

(画像はプレスリリースより)


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