ベントラー、継続的な風力エネルギーの活用を宣言

ドイツ工場に風力発電を接続
ベントラーは2月22日、電力の一部に風力エネルギーを採用していると発表。同社敷地内への風力発電を設置、今年初めから接続を開始し、CO2の排出の改善に貢献するとしている。

環境に配慮した製品の開発・製造を
同社はドイツのクライネンバーグ(Kleinenberg)工場に、地元の風力発電所Asselnerを採用。昨年から大規模な改修工事が行われていたが、4ヶ月で工事を完了し、今年2019年から電力供給を開始していると報告した。

工場長であるSebastian Thoele氏は、同社製品が開発段階から環境側面にも配慮したプロジェクト、開発、生産を行っており、電力の拡大を検討していた同施設が、風力エネルギーを設置したのは当然の結果だったと述べている。

風力エネルギー50%構想
Asselner Windkraft GmbH&Co. KGはヨーロッパで最大の内陸風力発電所。長期的なパートナーシップを結び、将来的には同施設に必要なエネルギーの50%を風力に変えていく計画を持っている。これは年間2,000世帯に供給できる電力量に相当するという。

風力エネルギーを積極的に取り入れることで、CO2の排出量を改善することができる。環境を守ることで植物が成長し、自然のエネルギーによって企業も成長できるという構想だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ベントラーのプレスリリース
https://www.benteler.com/