エバスペヒャー、見本市にて救急車両向け熱管理システムを展示

救急車両向け熱管理システムの展示
エバスペヒャーは、ヨーロッパ最大級のレスキュー車両の見本市「RETTmobil」(5月15~17日、ドイツ・フルダで開催)にて、救急車両向け熱管理システム「Airtronic 2」「HK EVO4 Kombi」「RK14 Kombi」を展示すると発表した。

同社は、冷暖房空調システムに特化し、幅広い製品ポートフォリオを展開している。「Airtronic 2」は、同社が買収した車両用空調システムの大手企業Kalori社(フランス)と共に開発された。

患者の容体に合わせて最適温度の維持
救急車などレスキュー車では、搬送する患者の容体に影響を与えるため、車内の温度空調管理について厳しい条件が設定されている。

「Airtronic 2」は、パッセンジャー・コンパートメント内の温度を常時、調節し、最適温度を維持できる。性能・機能が向上し、出力・耐久性が増した。患者のもとへ向かう時から患者を医療機関へ搬送し終えるまで、救急搬送される患者の容体を考慮して温度空調が調節される。

また、エバポレーター「HK EVO4 Kombi」は、冷暖房の出力が高い。(暖房9.5kW、冷房8.6kW)「RK14 Kombi」はルーフエアコンであり、救急車のルーフに取り付け可能である。暖房19kW、冷房14kWと高出力・超強力な空調システムになる。

(画像はプレスリリースより)


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