三菱電機、チェコ共和国に新工場を建設
電気車両用の部品を生産
自動車部品の大手サプライヤーである三菱電機は3月6日、チェコ共和国の自動車機器製造・販売拠点であるMitsubishi Electric Automotive Czech s.r.o.(以下MEAC)において新工場を建設することを明らかにした。三菱電機は欧州での需要拡大が見込まれる電動車両用モーター・インバーターの生産体制を拡充することで、世界市場で需要拡大が見込まれる自動車の電動化事業を強化し、自動車機器事業のさらなる拡大を目指す方針である。
自動車事業を強化
チェコ共和国スラニー市に位置するMEACの敷地内に建設される新工場は延べ床面積約9,880平方メートル規模の平屋建てとなる計画で、48Vハイブリッド車用ISGシステム等の電動車両用モーター・インバーターの生産を行う。この新工場に伴い三菱電機は約12億円の投資を行い、2020年4月からの稼働開始を予定している。
近年、地球環境保護の観点からCO2の排出量削減に大きく貢献するHEVやEVなどの電動車両の普及が急加速しており、三菱電機はパワーエレクトロニクスや車載制御、モーター巻き線の独自技術を強みとする製品を開発・生産することで、自動車機器事業のさらなる拡大を目指す方針である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三菱電機 プレスリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/