デーナ、電動パワートレインシステム生産12,000台を突破

世界のEモビリティをサポート
デーナ社は3月5日、電動パワートレインシステムTM4 SUMO(TM)が中国の商用車両などで採用され、生産台数が12,000となったと発表。世界のEモビリティをサポートすると述べている。

中国の電気バス、ヨーロッパやアメリカでも採用
同社の電動パワートレインシステムTM4は中国市場で広く導入。北京、天津、上海、蘇州、重慶、深圳など20以上の都市で電気バスに利用されている。

今回TM4 SUMO(TM)の生産台数が12,000台を突破したと発表。ほかにもヨーロッパ、北アメリカ、インドなどで市場シェアを獲得している。

同製品は同社とカナダの発電会社Hydro-Québec社が協同で行っている。カナダのTM4で設計、合併会社である中国のPrestolite E-Propulsion Systemsが製造に携わっており、自動車、船舶、鉱山、鉄道などのパワーエレクトロニクスと制御システムを開発・製造している。

シンプルで効率的、耐久性に優れた製品
TM4 SUMO(TM)システムはバス、配達用トラック、シャトルなど中型・大型の電気自動車、またハイブリッド自動車に適している。

ダイレクトドライブ方式でパワートレインの複雑さを軽減。システムは運転サイクルとバッテリー使用量の効率性を向上させる。そして耐久性にも優れているため、少ないメンテナンスで効率よく稼働。コスト削減にもつながるとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

デーナのプレスリリース
http://dana.mediaroom.com/