マーレ、トランスミッションの専門企業ZG社を買収
すべての駆動システム用トランスミッションに対応
マーレは6日、ドイツのトランスミッション専門企業であるZG-Zahnräder und Getriebe(以下、ZG社)を買収したことを発表した。
マーレ・パワートレイン、エンジニアディレクターであるSimon Reader氏は、次のように述べた。
「ドライブトレインは、排出量削減を追求するためにますます統合されているため、改良に焦点が向けられたことから効率が得られている。内燃エンジン、トランスミッション、電気ドライブトレインのいずれであっても、ギアは見落とされる可能性がある。今日の高トルクハイブリッドパワートレインは、並外れたギアの改良と耐久性を必要としているが、部品のサイズと重量を減らすことも常に求められている。」(プレスリリースより引用)
ZG社は、NVH、摩擦性能、パッケージング、軽量化における顕著な改善を促進し、特に電気駆動装置の効率改善につながる、最適化されたギア設計とトランスミッションレイアウトの専門知識を証明してきた。
フルパワートレインから電気パワートレインまで、業務のあらゆる側面は、優れたギアとトランスミッションの設計によって改善することから、ZGの買収はマーレにとって重要な発展である。
優れたギアとトランスミッションを設計
ZG社は、2008年にミュンヘン工科大学から独立して設立され、現在はいくつかの主要自動車メーカーやティア1サプライヤと密接な連携を行っている。プログラムの開始からプロトタイプのテストまで、同社は、電気駆動およびハイブリッド駆動のコンセプトに特化した高度なギアの開発、最適化および製造におけるコアコンピタンスを確立している。このコアコンピタンスにより、複雑なハイブリッド駆動を含むすべてに関連するトランスミッション構造オプションについて、コンピュータで生成して評価することができるアプリケーションである「PlanGear」を開発して特許を取得した。
マーレ・パワートレイン、エンジニアリング・サービス・ディレクターであるマーティン・ベルガー博士は、「この買収は、マーレ・パワートレインの機能拡大における重要なステップであり、すべてのパワートレイン技術にわたるエンジニアサービス会社として、我が社の地位を強化する。」と語った。
実路走行排気センターの機能を強化
今回の買収は、将来のパワートレイン開発施設と、推進システムのスペシャリストであるマーレ・パワートレインの専門性に対する最新投資の一環である。この投資はまた、自動車業界が将来の厳しい効率目標似対応できるように、実路走行排気センターの拡大に8,300万ポンドが使用される。
この施設には、自動車業界向けの完全な開発ソリューションの一環として、詳細な車両パワートレイン高度試験ができる、イギリスで唯一の低気圧試験装置が収容される。
これは、2019年9月の最終実施に先立ち、すべての新車が実路走行排気試験手順および新しいWLTP規制に準拠することを保証するための重要な機会となる。
センターの電気モーターおよびバッテリーセル性能試験施設の拡大は、マーレ・パワートレインの独自性と先進的な車両開発コンピタンスをさらに高める。
(画像はプレスリリースより)
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マーレのプレスリリース(PR Newswire)
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