マウントフンメル、空気質を計算できるアプリを見本市に展示
■HVACシステムの「eco16フィルターアプリ」
マウントフンメルは3月11日、フランクフルトで開催されているISH見本市で、HVACシステムのeco16フィルターアプリを展示したと発表。国際標準化機構(ISO)規格に基づいたシステムだ。
■空気質に合わせたフィルターの選択を可能に
同社が展示しているのは、室内HVACシステムにおいて、フィルターのエネルギー消費量を計算し、定義されたレベルの室内空気質を表示するアプリ。フィルター処理効率とエネルギー消費量のバランスを提示し、フィルターの選択や最適化を提供するというものだ。
計算は顧客の要望によってカスタマイズでき、ターゲットとなる地域や建物・室内の環境を取り巻く屋外の大気質に基づいて、屋内の大気質を予測した計算を行うことも可能。その上で正しいフィルタークラスを決定できる。
■効率的なフィルターの選択でコストダウン効果
電卓アプリの計算はオフィス、店舗、住宅、倉庫、公共施設など様々に対応する。その室内に効率的なフィルターの選択と見直しを行えるため、結果的に顧客の総所有コストの削減に役立つという。同社はISO、CEN(欧州標準化委員会)、国内審議委員会(ミラー協会)すべての厳しい審査を通過しており、新しいISO規格も同社のスウェーデン開発部門が2009年に提案したものに基づいているという。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
マウントフンメルのプレスリリース
https://www.mann-hummel.com/