デーナ、Rhombus TireAnalyticsソリューションをバージョンアップ

■クラウドベースのプラットフォーム
デーナは、大規模な輸送会社がタイヤのコストを削減するための新しい能力を持った、「Rhombus TireAnalytics」のバージョン3.0を発売した。

この技術の第3世代は、新しいマイル当たりのコスト(CPM)分析機能と、商用トラックのオーナーと輸送会社の管理マネージャーが、それぞれのアプリケーションに対してより優れたデータ主導型の決定をくだすことを可能とする、ベストプラクティスソリューションを提供する。

2017年に導入され、北米の様々な輸送会社に採用されているRhombus TireAnalyticsは、クラウドベースのプラットフォームで、これにより、輸送会社が、タイヤメンテナンスプログラムのためのベストプラクティスを確立し、すべてのターミナルでコンプライアンスを追跡することにより、これらのプラクティスが指示されることを保証する。

さらに、このプラットフォームを使用すると、輸送会社管理者がメンテナンス問題を特定し予測することができ、ダウンタイムを最小限に抑え、タイヤの寿命を最大限に延ばすことができる。

■車両運用効率を最大化してコストダウン
CPMタイヤの比較は、アプリケーションや、輸送会社による実際のタイヤ当たりのマイル(MPT)データとタイヤコストを使用したアクスルタイプによって決定することができ、輸送会社の実際データを利用した状況分析を提供する。

新しいリリースでは、より強力なセキュリティと、ユーザーによるプラットフォームへのアクセスを保護する方法の柔軟性を高めるために、ユーザー認証を強化する。

顧客からのフィードバックに直接対応して、Rhombus TireAnalytics 3.0には、モバイルアプリケーション用の新しいインストールおよび回転機能も含まれており、これにより、技術者は、ターミナル内の任意の場所で車両を迅速に修理することが可能となる。

さらに、技術者は、この機能によって、たとえばデュアルタイヤのペアを同時にマッチングさせながらタイヤセットを回転させるなど、より複雑なパターンを記録する時間を大幅に節約できる。

デーナ、商用車ドライブラインテクノロジーの社長であるMark Wallace氏は、次のように説明した。
「Rhombus TireAnalyticsは、輸送会社にとってのトップとなるコストの1つに直接対応している。この最新バージョンでは、輸送会社やトラックの所有者が、車両の運用効率を最大化するために、タイヤ消費を予測して最適化しながら、データ主導のソリューションを提供するという我が社のミッションを継続している。この機能強化では、重要な顧客からのフィードバックも考慮に入れられるため、メンテナンスの専門家はタイヤ管理戦略をより適切に評価し、この重要なメンテナンス領域の運用効率を確保できる。」(プレスリリースより引用)

(画像はプレスリリースより)


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