デンソー、インディアナ州ジェファーソンビルに新しい物流センターを開設
北米で成長する顧客基盤にサービスを提供
デンソーは3月14日、関連会社であるデンソープロダクツアンドサービスアメリカズ社が、インディアナ州ジェファーソンビルに新しい物流センターを開設すると発表した。新しい物流センターは、今年の夏に完全稼働する予定で、北米全体で拡大する顧客基盤をより効率的に提供し、IoTテクノロジを活用して安全性を向上させるという、北米における流通の最適化戦略に関するマイルストーンである。
今回の施設に加えて、デンソーは最近、カリフォルニア州ランチョクカモンガに物流センターも開設しており、顧客に近接して場所に施設を追加したことによって、輸送時間が短縮され、管理、制御、実行などの業務が強化された。
この2つのセンターは、デンソーがより高い充足率を達成して、効率的に在庫とコストを管理し、成長目標を達成することに貢献する。
デンソー、サプライチェーン管理グループの副社長であるKazu Yanagawa氏は、次のように述べた。
「我が社の流通戦略では、モビリティの未来を築くためのイノベーションを取り入れている。アメリカ北東部と中西部において、デンソーの最高品質の自動車用交換部品に対する需要が増加していることに対応するための戦略的として、我が社はジェファーソンビルにセンターを開設した。この新しい物流センターによって、地域全体に対する翌日の配送が可能となる。」(プレスリリースより引用)
多くの投資で物流能力を強化、雇用推進
デンソーは、この新しいセンターのリースと設備のために950万ドル以上を投資しており、そのうちの300万ドルは、在庫管理、サプライチェーン管理の最適化、および顧客サービスの向上を目的とした倉庫管理ソフトウェアなどの技術のために使用される。また、倉庫担当、管理担当、管理職などのフルタイムの従業員を、最大で50名雇用することが進行中である。
ジェファーソンビルのマイク・ムーア市長は、世界的に有名な企業を地域に加わること歓迎し、次のように述べた。
「デンソーは、我々の都市における成長する国際的ビジネス基盤を補完し、重要な雇用を市民に提供するとともに、トップ企業に向けたビジネスソリューションで、ジェファーソンビルが意欲的な地域としての評判を高める。」(プレスリリースより引用)
デンソーの雇用創出計画により、インディアナ州経済開発公社からの最高32万5,000ドルの税額控除および最高5万ドルの教育補助金、ならびにジェファーソンビルからの奨励金が同社にもたらされる。
このセンターは、ビジネスや産業、技術の中心地であるにリバーリッジ商業センターの中にあり、アメリカ全土の消費者市場へ多くの接続が期待できる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
デンソーのプレスリリース(PR Newswire)
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