日本精工、インドにおける新工場を設立

電動パワステを生産
自動車部品の大手サプライヤーである日本精工は3月26日、インド北西部のグジャラート州アメダバード市に電動パワーステアリングシステム工場を設立し、11月22日に開所式を開催していたことを明らかにした。

この新工場は、インドのチェンナイで1929年に設立された自動車部品メーカーであるラネー社と合弁で、1997年に設立したラネーNSKステアリングシステムズ社(以下RNSS)を通じて開設された。

この新工場の設立について日本精工の代表執行役専務である鈴木茂幸氏は次のように述べている。
「1997年から提携関係を続けてきたラネー社と日本精工のパートナーシップをますます強固なものにしていきます。今回、インド北西部の顧客企業に隣接した工場を設立することで、納期短縮と技術サポートの充実を図ります。」
(プレスリリースより引用)

150名の従業員体制
今回、グジャラート州アメダバード市に開設された新工場は、約150名の従業員体制で2018年11月より操業を開始しており、約18,000平方メートルの敷地に5,200平方メートル規模の建屋を有している。

日本精工とラネー・グループの合弁企業として1997年にインドのチェンナイに設立されたRNSSは、電動パワーステアリングシステムなどのステアリング製品をインド北部のバワルとパントナガール、南東部のチェンナイの3工場で生産しており、その優秀なTQM活動により2018年度デミング賞を受賞している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

日本精工 プレスリリース
https://www.nsk.com