フェデラル・モーグル、ヨーロッパ・北米市場向けローター製品を新たに展開

ヨーロッパ・北米の自動車に対応
フェデラル・モーグルは、既存のブレーキパッド製品ラインを強化・補強する目的にて、ブレーキ部品「Jurid」「Ferodo」より、ヨーロッパ・北米市場向けローター製品を新たに展開すると発表した。

新たなローター製品ラインは交換用純正ブレーキパッド「Jurid」「Ferodo」から89製品、受注・在庫管理数における最小の管理単位は53SKU(ストック・キーピング・ユニット)となる。

「Jurid」「Ferodo」はプレミアムな性能が特徴であり、アフターマーケット市場において、長期に亘り、支持されてきた。

「Jurid」ローターは、ドイツ製自動車62モデルに対応し、簡単に取り付け・交換できる。例えば、アウディA3(2010~2017年)やメルセデス・ベンツCLS400(2015~2017年)には後部、BMWX5シリーズ(2011~2017年)やフォルクスワーゲン・パサート(2012~2018年)は前部に取り付け可能である。

「Ferodo」ローターは、イギリス、イタリアなど他ヨーロッパ諸国の輸入車27モデル以上に対応し、ランドローバーLR4(2010~2016年)の前部、ジャガーバンデン・プラス(1995~2003年)、ミニクーパー(2002~2017年)、ボルボS60(2001~2009年)の後部における取り付けに適合する。

ブレーキパッド製品ラインの補強
「Jurid」「Ferodo」ローターは、耐酸化性が高い、マットシルバーのコーティング剤にてコーティングが施されている。耐食性があり、錆を防ぐ。

また、優れた放熱システム、プレミアム冶金技術が用いられ、最高性能が発揮できる設計となっている。表面仕上げを最適化し、迅速でスムーズなベッディング(パッドとローターのナラシ)を可能にする。合わせて、振動の軽減、ブレーキ音の低減、不均一なパッド摩擦の抑制が実現する。

北米ブランドマーケティング担当ディレクターのレベッカ・マハン(Rebecca Mahan)氏は、製品ブランドの信頼性・品質の高さ、自動車アフターマーケット関係者との強い関係性より、「Jurid」「Ferodo」はヨーロッパ・北米市場において長期に亘って支持されていると述べる。

そのうえで、新たなローター製品は、既存のブレーキパッド製品ラインを補強できると説明する。

(画像はプレスリリースより)


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