デンソー、2019年のFIRST Robotics Competitionも引き続き後援
デンソーが指導するチームが好成績
デンソーは3月29日、科学、技術、エンジニアリング、先進の製造業における高度なスキルを備えたキャリアに興味を持つ若者を支援することによって、自動車業界の未来を形成する取り組みを継続し、2019年のFIRST Robotics Competitionも後援することを発表した。デンソーは、20年近くにわたり、ボランティアのメンター、製品や技術の提供、金銭的な支援を通じて、FIRST Roboticsをサポートしており、今年、デンソーは北米の学校や大会に144,500ドルを寄付する。
デンソー北米生産イノベーションセンターのプランニング担当、およびマテリアルエンジニアリンググループの副社長であるDenise Carlson氏は、次のように述べた。
「デンソーは、将来の交通手段やモビリティがどうなるかを形作る、開発中のイノベーションの最先端にいる。我々の長期のビジョンを実現するためには、企業や技術でなく、重要な設備や人材にも、スマートな投資をすることが必要である。現在の学生参加者が、デンソーと共に働く明日をリードするエンジニアとなり、より安全な労働環境と、自動化を通した高品質な製品を作ることを望んでいる。」(プレスリリースより引用)
これまでのところ、デンソーが後援するチームは大成功を収めている。デンソーの従業員が指導した、チーム#2710は、ロングビーチとLAポートフリークでの競技会で優勝した。
ミシガン州のサウスフィールドでは、デンソーが指導したサウスフィールドA&Tチームが、2,000人を超える大勢の観衆の前での激しい競争の中で優勝した。
次世代のモビリティプロフェッショナルを育成
FIRST Robotics Competitionの高校チーム以外にも、デンソーは様々な支援を行っている。それには、アメリカとメキシコで開催されるFIRST Lego Leagueの18大会、ミシガン州とアイオワ州のサウスフィールド地区、レイクビュー地区、アイオワ地域、スモーキー地域で開催されるFIRST Robotics regional Competitionが含まれるまた、ミシガン州にあるFIRSTテックカレッジの中のブルームフィールド中学、スミス中学、ノースビル高校も支援している。
メンターのBarbara Tamura氏は、次のように説明した。
「STEMベースの活動に携わる若者を支援することは、チームワークとコラボレーションによって目標を達成するのがより簡単であることを彼らに示すものである。デンソーのメンターは、エンジニアリング、分析、問題解決、マーケティング、人工知能についてチームの若い人たちに教えるが、何よりも、我々は、この分野におけるキャリアが提供する将来の機会を見いだす手助けをしている。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
デンソーのプレスリリース(PR Newswire)
https://www.prnewswire.com/