デーナ、公共交通車両向けに金属バイポーラプレートを開発

電気バスなどの燃料電池システム
デーナは4月1日、電池バスなど、公共交通車両用燃料電池コンポーネントシステムの商業化を目指し、金属バイポーラプレートの設計、開発、製造を行っていると発表した。

業界を牽引するバイポーラプレート技術
同社では、長年燃料電池を含む代替エネルギーソリューションの開発に携わっており、優れた性能と耐久性で、長距離走行に適した固体高分子形燃料電池(バイポーラプレート)技術で実績がある。

複合バイポーラプレートは、水素と空気を均等に分配し電気を伝導。ガスと水の漏れを防止しながら熱を放散させる。システムは車両の大きさや顧客のニーズに合わせて容量や重量、コストをカスタマイズできる。

金属バイポーラプレートで安定性と耐久性を
その複合バイポーラプレートに加え、金属バイポーラプレートを設計・製造している。同社で特許取得済みの統合シーリング技術と、インライン導電性コーティングで製造されており、優れた電力密度、信頼性、および耐久性を提供。

プレートは高精度、高速スタンピングおよび高度なレーザー溶接を使用しており、生産の合理化および顧客に費用効果の高い製品の提供を可能にする。

同社は4月1日から5日までドイツで行われる産業見本市・ハノーバーメッセ2019に出展し、燃料電池技術やその性能を紹介している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

デーナのプレスリリース
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