クーパースタンダード、防振システム事業部の売却を完了
防振システム事業部の完全売却
4月1日、クーパースタンダードは、コンチネンタルに対する防振システム事業部の売却が完了したと発表した。一定の調整を条件として、最終売却価格2億6550万ドルにて譲渡された。譲渡には、ミシガン州ノバイの本社をはじめ、オーバーン(アメリア・インディアナ州)、ミッチェル(アメリカ・サウスダコタ州)、オンタリオ(アメリカ・カリフォルニア州)、レンヌ(フランス)にある生産拠点が含まれる。
また、ポーランド、中国にある防振システム関連、インドにある合弁会社の保有株式も対象となる。

成長戦略におけるマイルストーン
クーパースタンダード防振システム事業は、カナダ、フランス、インド、アメリカにて5ヶ所の生産拠点(研究開発施設を含む)をもつ。約1000人の従業員が雇用され、完成車メーカーに対して、騒音・振動・ハーシュネス(NVH)を融合した防振システム、技術、製品の包括的なポートフォリオを提供している。会長兼最高経責任者のジェフリー・エドワーズ(Jeffrey Edwards)氏は、収益性の高い成長戦略を展開するうえで、防振システム事業部の譲渡は、重要なマイルストーンであると説明する。
今後は、防振システム事業部がコンチネンタルへ円滑に譲渡されるように最善を尽くすという。
(画像はCooperStandard HPより)
▼外部リンク
CooperStandard
http://www.ir.cooperstandard.com/